アディクション(依存症)治療部門このページを印刷する - アディクション(依存症)治療部門

依存症ってどんな病気?

 依存症(アディクション)とは、アルコール・薬物・ギャンブルなど特定の物質や行為・過程を「やめたくてもやめられない」状態になることをいいます。
特定の物質(アルコールや薬物)への依存では、摂取を繰り返すことによって同じ量では効かなくなり、量や回数が増えていく、耐性の問題が見られます。また、アルコールでは飲み過ぎによる肝疾患など、さまざまな身体的な病気を抱えるのも特徴です。

 特定の行為や過程への依存(ギャンブルなど)では、その行為や過程に必要以上にのめり込んでしまう症状が見られます。

 両方に共通してることは、繰り返すことでより強い刺激を求めるようになり、やめたくてもやめられないコントロールの効かない状態になることです。生活の中で依存している物質や行為・過程を優先してしまう状態になるので、仕事や学業がおろそかになったり、お金の使いすぎて借金をする、といった社会的・経済的な問題が生じます。周囲の家族もこの問題に巻き込まれますし、家族は本人の問題をなんとかすることを優先し、家族自身の生活が二の次になってしまいます。
本人も周囲の人たちも苦しい思いをしています。

 依存症の問題を外で相談するのには高い敷居があると思いますが、一人だけの力で立ち直ることは難しいことが多いです。

 当院では、相談から治療、自助グループへのつながりなど、回復段階に沿った切れ目のない支援を多職種チームで行っています。

 榊原病院のスタッフと共に、依存症治療に一歩踏み出しませんか? 共に依存症治療に取り組み、依存症からの回復の道を切り開きましょう!!

受診・入院の相談は

TEL:059-252-0211(代)
地域連携室

当院は、三重県のアルコール・薬物・ギャンブル依存症の治療拠点病院です。
依存症治療の充実及び地域における包括的な体制作り、依存症への理解を深めるための普及啓発活動を実施しています。

アルコール依存症治療拠点機関・専門医療機関を選定について 三重県ホームページ
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0015100124.htm

 

関連リンク