思春期・青年期 こころのリスク外来このページを印刷する - 思春期・青年期 こころのリスク外来

思春期・青年期はこころのリスク状態が高まり、さまざまなこころの病気を発症しやすいと言われています。 当外来はこころのリスク状態を早期に発見・治療していくための専門外来です。

平成30年4月からは、児童思春期精神医療を専門とする医長も赴任して、診療内容の充実も図られております。お気軽にご相談ください。

   

 

こころのリスク状態とは

思春期は身体の変化と同時にこころも変化する時期です。自分自身のこと、親や友達関係で悩み、こころのバランスを崩すことも少なくありません。身体の調子が崩れると病気になることがあるように、こころのバランスが崩れるとこころの病気になることがあります。こころの病気になる危険性が高くなっている状態を“こころのリスク状態”と言います。
今の自分の状態を以下のチェックシートを用いて確認してみましょう。

チェックシート

 □ 人が自分のことを噂している、悪口を言っている
 □ 今までみえなかったふしぎなものが見える
 □ 空耳のようなものが聞こえる、周りに人がいないのに話し声が聞こえる
 □ 自分の気持ちや行動がまとまらなくなり、コントロールできない
 □ 誰かに操られている感じがする
 □ 死にたい気持ちが強い
 □ イライラして落ち着かない
 □ 人の視線が気になる
 □ 自分の居場所がないと感じる
 □ みんなが自分を嫌っている気がする
 □ 何もやる気がでない
 □ 自分も人も信用できない
 □ 漠然とした不安がある
 □ 人と話をするのが面倒で避けてしまう
こころの不調は誰にでもあります。そのままにしておくと、統合失調症やうつ病など精神科の病気に発展することもありますが、早めの対処で悪化することを防ぐと言われています。
チェックリストでいくつか当てはまる、こころの不調が長引いているなど、気になることがございましたら、お早めにご相談下さい。

*通常の保険診療となります。
*15歳~35歳までの方を対象としています。
*ご相談は医師や心理士、精神保健福祉士などの他職種の専門スタッフが対応します。ご本人だけでなく、ご家族、関係者の相談もお受けしています。
*必要に応じてふさわしいと思われる関係機関をご案内することもあります。
*予約制となっております。まずは外来までご連絡下さい。